2022年1月5日:聖書に学ぶコロナ騒動終着点(後編)

※管理者はクリスチャンではなく、特定の宗教活動にも従事しておりません。

聖書に学ぶコロナ騒動終着点(前編)では新型コロナウイルス感染症に対する考え方の違いに自身の体への信頼、ひいては神への信仰が影響していることを述べました。
つまり、もし人類がもっと神を信仰していたら、コロナ騒動は起こらないということになります。

ここで、人々の神への信仰がなくなるとどういうことが起こるかということが聖書に記載されていますので、引用します。

しかし、霊は次のように明確に告げておられます。終わりの時には、惑わす霊と、悪霊どもの教えとに心を奪われ、信仰から脱落する者がいます。このことは、偽りを語る者たちの偽善によって引き起こされるのです。彼らは自分の良心に焼き印を押されており、結婚を禁じたり、ある種の食物を断つことを命じたりします。しかし、この食物は、信仰を持ち、真理を認識した人たちが感謝して食べるようにと、神がお造りになったものです。

テモテへの手紙I 第4章 1-3

人々の信仰心がなくなる終末期には、神の意思に背く考えが流布され、その一方で人々に何かを強要するカリスマが出現することが予告されています。現に「温暖化の原因になるから肉食を止めよう」という話も出てきていますね。なぜそうなるのでしょうか。もう一つ引用します。

しかし、終わりの時には困難な時期が来ることを悟りなさい。そのとき、人々は自分自身を愛し、金銭を愛し、ほらを吹き、高慢になり、神をあざけり、両親に従わず、恩を知らず、神を畏れなくなります。また、情けを知らず、和解せず、中傷し、節度がなく、残忍になり、善を好まず、人を裏切り、軽率になり、思い上がり、神よりも快楽を愛し、信心を装いながら、その実、信心の力を否定するようになります。こういう人々を避けなさい。

テモテへの手紙II 第3章 1-5

このように人々の信仰心がなくなると、モラルが低下して争いが増加し、強欲になって格差の拡大、資源の枯渇につながるわけです。そういった問題を人類が自分たちの力で解決するとなると、どうなるでしょう。

これらは本来なら全て神が人々に対して行うべきことと以下のように記載されています。

あなたがたは地上に富を積んではならない。そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。

マタイによる福音書 第6章 19

二羽の雀がアサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。

マタイによる福音書 第10章 29-30

神が行うべきことを人類が肩代わりするというのは、新型コロナウイルス感染症への政策や、SDGの名のもとに現在進行形で導入されているIT技術や遺伝子組み換え技術がなすものと違いがあるでしょうか。そして聖書ではうまくいかないことが予告されています。

災いだ、木に向かって「目を覚ませ」と言い物言わぬ石に向かって「起きよ」と言う者は。それが託宣を下しうるのか。見よ、これは金と銀をかぶせたものでその中に命の息は全くない。しかし、主はその聖なる神殿におられる。全地よ、御前に沈黙せよ。

ハバクク書 第2章 19-20

また、別の第二の天使が続いて来て、こう言った。「倒れた。大バビロンが倒れた。怒りを招くみだらな行いのぶどう酒を、諸国の民に飲ませたこの都が。」また、別の第三の天使も続いて来て、大声でこう言った。「だれでも、獣とその像を拝み、額や手にこの獣の刻印を受ける者があれば、その者自身も、神の怒りの杯に混ぜものなしに注がれた、神の怒りのぶどう酒を飲むことになり、また、聖なる天使たちと小羊の前で、火と硫黄で苦しめられることになる。

ヨハネの黙示録 第14章 8-10

「火と硫黄」とは穏やかでない表現ですが、これは神を差し置いて人々をコントロールしようとする「獣」に対して、自分の信念を曲げて忠誠心を誓った人には良いことが起こらないという意味でしょう。

このように聖書を見ていくと、いずれ人類は神への信仰が弱まり、テクノロジーで神の領域に干渉して自滅し、また神への信仰を取り戻すことが最初から分かっているようです。
これから人類は様々な欺瞞や買収、脅迫によって自分たちの問題を解決しようとするのだと思いますが、私たちはクリスチャンでなくとも、自分が正しいと信じることを行っていくことが肝要と言えます。そうすればそもそもの人間社会の問題(モラルの低下、格差の拡大など)がなくなるわけですから。
以下に勇気づけてくれる一説を引用します。

体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。

マタイによる福音書 第10章 28

最後までお読みいただきありがとうございました。

戻る