初診受付方法を変更します。

2025年2月から順番制を導入し、診察を受けられる人数は8.6%増えました。みなさまのご協力に感謝申し上げます。
一方で、診察順番の受付を開始してから1-2分で受付可能人数に達してしまうことが多くなっており、受診したいのにできないというお声を頻繁にいただくようになりました。
解決法を探るため、以下のグラフを作成しました。順番制導入前の7カ月間と、導入後の7カ月間に受診された方の内訳を比較したものです。

項目 変化率
全体
初診
初診者の再診
以前からの再診

受診された総人数は8.6%増えているのですが、それにも増して初診の方の受診された人数が268%も増加しております。
それだけでなく、初診の方はその後も平均して2カ月に1回程度受診されるため、結果として以前から受診されている方が受診しづらくなり、16.4%減少しております。

もちろん今医療が必要な方を新たに受け入れることは診療所の機能として重要なことですが、継続的な治療が必要な方が受診できない状況を放置できないと考えました。
そこで、初診の受付人数を絞り、再診の方が多少でも順番を取りやすいようにしたいと思います。

順番制の中で初診人数に制限をかけることができないため、初診に関しては完全予約制とします。
初診予約は月・火・木・金の午前1枠とすると、初診の人数が1/4程度に減らせる計算です。
土曜日と平日午後は非常に混雑し、その時間帯しかお越しになれない方が初診で来られると、その方にとっても再診が困難になるため初診枠を設けません。
再診の方が順番を取りやすくなる効果が得られるまでに多少お時間をいただくと思いますが、ご理解いただければ幸いです。

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