予約が取りにくい、待ち時間が長いという問題を解決するために人工知能予約システムを導入するにあたり、2023年10月19日から2日間、携帯電話をお持ちの210人にアンケートを行いました。
アンケート結果の平均を取ると、快適な待ち時間は11分以内、長すぎる待ち時間は26分以上となりました。
新予約システムでは、過去の診療データに基づいて人工知能が待ち時間の予測を行い、それが長すぎる場合は予約枠を減らすという働きをします。
今回のアンケート結果に準拠して、待ち時間ができれば11分以内になるように、困難な場合も26分を超えないように調整するように設定します。
予約受付期間については、受診されたい日の1週間前からのご希望が最多でしたが、1-3日前からのご希望も少なくありませんでした。予約受付期間が短すぎるとすぐに予約が満員になってしまうため、今回は再診の方は1週間前からの予約受付開始としつつ、前日19時以降は「直前枠」として別途用意した予約枠をご利用いただく形式にいたします。
状況によっては待ち時間が予測通りにならず、長くなってしまう場合もありますが、この人工知能はデータが蓄積されることで精度が上昇していきますし、診療時間の有効活用につながれば、より多くの方が受診できるように成長します。
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対面診療予約
【参考】新予約システムのアーキテクチャ
待ち時間予測モデル（回帰型ニューラルネットワーク）
